よくある質問と回答
Q1: サーバーPCのインターネットプロバイダー契約は、固定IPアドレス契約ではありません。このため、サーバーのIPアドレスが定期的に変更され、クライアントから一定アドレスで接続することができません。
A1: ダイナミックDNSというサービスがあります。このサービスは自宅のIPアドレスをドメイン名にリンクしてくれるサービスです。現在では、DtDNS、DynDNS、HAMMERNODE、などの無料で登録してくれるサイトが数多くありますので、是非利用してみましょう。ダイナミックDNS用のクライアントソフトウエアーDiCE等をサーバーに入れれば頻繁にIPアドレスが変更になってもダイナミックDNSを自動的に更新してくれます。このことで固定IPアドレスを持ったサーバーと同じように運営することができます。
Q2: 外部からサーバーPCに繋がりません。
A2: 接続に関してのトラブルはさまざまな原因が考えられます。解決するためにはいくつかのステップを踏み、基本的なものから確認していく必要があります。以下にそのいくつかの例を紹介します。
1.クライアントソフトウエアーで指定した接続先IPアドレスはあっていますか?
正しいIPアドレスを指定してください。サーバーPCの「コマンドプロンプト」より”ipconfig”と打てばIPアドレスを知ることができます。
2.サーバーとクライアントで使用している通信ポート番号はあっていますか?
サーバーの通信ポート番号を確認してください。サーバーの設定を参照してください。
3.クライアントソフトウエアーで指定したパスワードはあっていますか?
サーバーのパスワードの再設定をするかサーバーの管理者に正しいパスワードを尋ねてください。
4.サーバーPCにクライアントソフトウエアーをインストールして接続先IPアドレスに「localhost」と指定して自分自身のPCに繋がりますか?
サーバーソフトウエアー(RMCtlServer サービス)が実行されているか確認してください。サーバーの起動・停止を参照してください。起動している場合、通信用ポート番号は他に使われていませんか?
WindowsXP SP2をお使いの場合
5.ルーターをお使いの場合ルーターはUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレー)に対応してますか?
通信/動画配信のポート番号のフォワード設定をしてください。サーバーの詳細設定を参照してください。
6.ファイヤーウォールのブロック解除はされていますか?
WindowsXP SP2におけるファイヤーウォール設定を参照してください。
Windows2000をお使いの場合
7.ファイヤーウォールをお使いの場合ポートは開いてますか?
サーバーの詳細設定を参照してください。
8.ルーターをお使いの場合通信ポートはフォワードされていますか?
サーバーの詳細設定を参照してください。
9.会社内から自宅のサーバーに繋ごうとしてますか?
サーバーの詳細設定を参照してください。
Q3: RMCtlのネットワークはどの程度安全なのでしょう?
A3: RMCtlは最初に接続するとき、チャレンジ-レスポンス方式のパスワードを使います。この方式では、サーバはランダムなバイト列を送り、クライアントはこのバイト列を入力されたパスワードで暗号化してサーバに返し、サーバはそれを正しい答と比較します。したがってパスワードそのものを盗聴されることはありません。また、サーバーはパスワードが一致しない限りその後の接続を保ちません。ただし、接続後のコントロール通信は暗号化されていないため、通信内容を覗き見することは可能です。一般的に使われているFTPやTelnetなどのセッションよりも安全だと思います。また、マルチメディアファイルのストリーミング配信はHTTPによる別接続になりますのでこの限りではありません。
Q4: RMCtlServerでTV番組を配信するために必要な条件を教えてください。
A4: WDMドライバをサポートするTVチューナー付ビデオキャプチャーデバイスをサーバーにインストール必要があります。一般的にソフトウエアーエンコード方式のキャプチャーカードはWDMドライバをサポートするものがほとんどですが、ハードエンコード方式のものはサポートしないものが多数です。詳しくはメーカーにMicrosoft
Windows Media Encoder9の「ライブイベントのブロードキャスト配信」機能が動作するかをたずねてください。動作すればRMCtlServerからも使用できます。
Q5: 特定のMpegファイルをファイルブラウザーで選択するとRMCtlServerがクラッシュします。
A5: BeatJamのインストールされているPCでこのバグが報告されています。これに該当するかどうかは「BJEqualizer.ax」というファイルがPC内に存在するか検索してください。存在する場合はJUSTSYSTEMのサポートホームページより修正モジュールを入手して実行することでこのバグが解決します。